船名 LNG JUNO (LNGガス運搬船)2019年1月18日撮影
大阪ガス向け次世代LNGガス運搬船でサヤリンゴSTaGEの三番船
「LNG JUNO」が竣工しました、
球形タンクのモス方式の進化版として「さやえんどう」型を更に改良、
上部が下部より膨らんだ「リンゴ」形状の貨物タンクに連続タンクカバーがついた「サヤリンゴ」船型です、
上空が澄み切った快晴でした、水平線辺りに雲が掛かっています、
何時もの場所でも標準で撮ればこんな感じです
何時、竣工日なのか未だ解らないのですが試運転では有りません、
堺泉北から出て来ました、
船名は「LNG JUNO」です、
ジュノー=古代ローマー神話に登場する結婚を司る女神で幸福や平和を
イメージして命名されました。
サヤリンゴ船型は船体の全体強度を確保しながら貨物容量の極大化と
船殻の軽量化を実現するもので、輸送コストと燃費の低減につなげます、
JERA向け4番船が1月11日に「濃州丸」と命名されました、
外観を見た目には「さやりんご」も「さやえんどう」も変わりませんねオーナーMOG-X LNG SHIPHOLDING S.A(商船三井の100%子会社)
船舶管理運航 商船三井(株)
PILOTが下船するまではS/B状態ですからイザの時には⚓が打てる
状態で係船機を準備してる冷却水の放出です、
本船は大阪ガスが米国フリーポートプロジェクトから購入するLNGなどの輸送に従事する予定ですが何故かナイジェリアのBONNYに向けて
出て行きましたBONNY着は2月17日予定、
居住区とエンジンルームは離れています、が、エレベーターでは直通ですよ😁
船尾にはバハマ国旗が揚げられています、
2軸推進ですから舵は二枚舵に見えますね、
推進機関には一度タービンで使用した蒸気を再加熱利用する新型蒸気
タービン機関と2元燃料ディーゼル電気推進機関を組み合わせた
三菱重工独自技術のハイブリット2軸推進方式を採用です、
安全なる航海をお祈りします
LNG JUNO
総屯数 149,367屯
重量屯数 80,300屯
全長 297.50m
幅 48.94m
深さ 27.00m
喫水 12.90m(満載)
速力 19.5 ノット(航海)
主機関 再熱式蒸気タービン、電気推進モーター
機関出力 kw
cargo capacity 177,300㎥
建造所 三菱重工海洋鉄鋼(株){長崎三菱造船}(#2011)
竣工年 2019
船籍 バハマ
コールサイン C6CV3
IMO No.9774628